豚・馬・羊・人間どう違う?4種類のプラセンタについてメリット・デメリットを説明!
投稿日:2022年5月25日
豚・馬・羊・人間どう違う?4種類のプラセンタについてメリット・デメリットを説明!
投稿日:2022年5月25日
プラセンタの原材料は4種類の胎盤がある?
プラセンタは胎盤という臓器が原材料となり、そこから抽出した成分をいいます。
原材料となる胎盤は哺乳類にしか存在しない臓器です。
どんな哺乳類動物の胎盤でもいいというわけではなく、4種類の胎盤から成分を抽出しています。
豚・馬・羊そして人間、この4種類の胎盤だけがプラセンタとして認められているものとなります。
原材料が違うと何か違う点があるのか?
原材料が胎盤ということが変わらないのであれば、違う点なんてないと思うかもしれませんが、実はその原材料によってメリットデメリットがあります。
ここではそれぞれの胎盤について詳しく見ていきましょう。
豚プラセンタ
プラセンタといえば・・・の代表格になるのが豚の胎盤を原材料にした豚プラセンタです。
豚プラセンタの最大の特長といえば、出産回数が多い豚の胎盤は入手しやすいという点で、安価にプラセンタ成分が抽出できるということです。
豚は1年に数回出産するため、プラセンタ成分が入手できることからプラセンタ市場を占めています。
安価であることで、多くの商品に配合されています。
サプリはもちろんのこと、ドリンクや美容液、最近ではフェイスマスクやリップクリームなどにも「プラセンタエキス配合」と記載され、そのエキスは豚プラセンタのものが多いでしょう。
安価であることだけが特徴ではなく、実はもう一つ重要なポイントがあります。
実は豚の組織構造と私たち人間の組織構造が似ていることで、摂取することで身体にスムーズに浸透していくのです。
全く違う組織構造の物よりも安心して摂取できるという点も魅力の1つかもしれません。
気になる点では、豚の胎盤の安全性についてです。
どうしても豚の飼育方法が多頭飼いといって、複数頭同じ場所で飼育をするため、感染症などの病気が心配されるため、ワクチンや薬の投与が行われます。
そのような豚の胎盤が原材料ということで安全性が心配されているのです。
そこで豚プラセンタの中でもSPF豚や、SPF豚と同等以上と言われている、デンマーク産が原材料である豚プラセンタを選ぶことをおすすめします。
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馬プラセンタ
馬は牛の代わりに登場した原材料です。
というのも、牛は狂牛病問題で安全性が確認できないという点で牛プラセンタがなくなり、健康な馬が原材料に選ばれました。
馬は1頭ずつ飼育することもあり、また馬自身も病気や感染症にかかりにくいとされているため、安全と考えられています。
馬の中でも、サラブレッドの胎盤が原材料になっているプラセンタは非常に人気が高いです。
馬は1年に1回と出産が少ないため入手困難となり、どうしても馬プラセンタは高価なものになっています。
その理由は入手困難だけではなく、馬の胎盤は栄養素が多く残っているということも関係しているといわれていますが、実際の栄養価はほかの原材料の豚や羊と変わらないとされています。
品質の良さと安全性は高く評価されていますが、馬の頭数が減少している国内では、どうしても海外馬の胎盤を頼らなくてはいけない状況です。
現在では国産のほかに、ニュージーランドやメキシコ、オーストリア、キルギスで飼育されている馬の胎盤が原材料となっているものが多いです。
近年では、そんな馬の臍帯にある栄養成分に注目が集まり、サイタイエキスとして配合されているものも登場しています。
羊プラセンタ
国内で羊プラセンタは製造されていません。
羊も牛の狂牛病のような病気(スクレイピー)が懸念されているため、羊の臓器を使った製品を製造することは禁止されています。
そのためすべて輸入によって市場に出回っています。
羊の胎盤自体は豚と同じく、人間の組織構造と似ているため、スムーズに浸透しやすいと評判です。
海外では絶大な人気があるのが羊プラセンタです。
海外からの輸入のため、羊プラセンタは非常に高価なプラセンタとなっていますし、数も少ないでしょう。
厳しい検査を通過してくるので、安全性でいうともしかしたら1番といえるかもしれません。
ヒトプラセンタ
人間の胎盤が原材料となるヒトプラセンタですが、ヒトプラセンタだけ唯一の医薬品として扱われています。
提携している産婦人科より様々な条件をクリアした妊婦さんの胎盤だけを入手して、製剤にしています。
国も認めているヒトプラセンタの製剤は現在2種類で、その製剤はプラセンタ注射として摂取することが出来ます。
よって、医療機関やクリニックでの受診が必要となりかかる費用も高額となります。
しかし唯一の医薬品ということもあり、効果の即効性は最も高く医療の現場でも治療薬として使われています。
また一番大きなデメリットとして、プラセンタ注射を接種することで献血ができなくなります。
プラセンタ成分の必要性は?
4種類のプラセンタについて紹介しましたが、私たちにプラセンタ成分は必要な成分なのでしょうか?
ヒトプラセンタは実際治療薬として現場で使われているため必要なものといえるでしょう。
では豚・馬・羊が原材料となっているプラセンタ成分はいらない物でしょうか?
そんなことはありません。
体の内側に働きかけることが出来るプラセンタ成分は私たち人間には必要不可欠な成分といってもいいでしょう。
その摂取方法はいくつかあるので別の記事で詳しく紹介していきますが、どんな摂取方法で取り込むかによっても、必要となる成分となるでしょう。