氷の食べ過ぎに要注意!鉄分不足が原因かも?

投稿日:2020年7月27日

氷の食べ過ぎに要注意!鉄分不足が原因かも?

投稿日:2020年7月27日


暑い夏には、アイスドリンクを飲む機会が増えますよね。
中に入っている氷をガリガリと食べるとひんやりして気持ちがいいですが、食べ過ぎてしまう方は注意が必要です。
夏に限らず、寒い季節にも氷を大量に食べてしまう人は『氷食症』かもしれません。

氷食症とは

異常な量の氷をガリガリと食べ続けてしまう症状を『氷食症』と呼びます。

氷食症には具体的にどのような症状がみられるのでしょうか。

氷食症チェックリスト

1⃣ 1日に製氷皿1皿分以上の氷を食べる
2⃣ 寒い季節や身体が冷えている状態でも氷を食べたくなる
3⃣ 氷を噛み続けてあごに痛みを感じる
4⃣ 口の中がずっと渇いている(ドライマウス)
5⃣ 疲れが抜けにくい
6⃣ 寝つき・寝起きが悪い
7⃣ めまいや頭痛を感じる
8⃣ 顔色が悪いと言われる

暑い時期に氷が食べたくなったり、口の中をスッキリさせるために氷を食べることがあるという方は概ね問題ありません。
しかし、1日に大量の氷を食べてしまったり、身体が冷えているのを自覚しながらも
氷を食べることがやめられないという方は氷食症を疑ってみた方がいいかもしれません。

氷食症は鉄分不足が原因?


氷食症は、主に体内の鉄分が不足していることで起こりやすいと考えられています。

近年の日本では、健康診断で貧血の基準値をクリアしているのに実は鉄分が足りていないという
『隠れ貧血(潜在性鉄欠乏症)』が増えてきているようです。
チェックリストの1⃣~3⃣以外の項目で当てはまる項目が複数あった方は貧血・隠れ貧血の可能性があります。

鉄分不足は万病の元とも言われ、身体の様々な部分に影響を及ぼします。
生活習慣を見直し、鉄不足を解消・予防しましょう。

毎日の食事で鉄分不足を改善!


現代の日本人は鉄分摂取量が減っています。毎日の食事では積極的に鉄分を取り入れましょう。

鉄分を含んでいる食材は数多くありますが、含有量が少ないものや吸収力が高くないものが多いため
効率よく鉄を摂っていくことが重要です。

食品に含まれる鉄分には動物性食品に含まれる「ヘム鉄」と植物性食品に含まれる「非ヘム鉄」の2種類があります。

ヘム鉄を多く含む食品


肉類
内臓・レバー製品
魚類

赤身の肉や魚、レバーなどにはヘム鉄が豊富に含まれています。
ヘム鉄は、鉄分として体内に吸収されやすいので、鉄不足を感じたらヘム鉄を積極的に摂るようにしましょう。

非ヘム鉄を多く含む食品


豆類

緑黄色野菜
海藻類

非ヘム鉄は吸収率が低い鉄分ですが、ビタミンCやヘム鉄、動物性たんぱく質を一緒に摂ることで吸収率がUPします。

また、鉄鍋を使用して調理をすることで鉄分を摂取することも出来ます。

※こんな食材に注意

食物繊維や玄米、麦芽などに含まれるフィチン酸、食品添加物に含まれるリン酸塩は鉄分の吸収率を下げる原因となります。
食物繊維は、腸内環境を整えるために必要ですが、摂りすぎると腸内の鉄分をからめとり、排出してしまう可能性があります。
必要以上に摂りすぎないよう注意しましょう。

鉄分不足を感じたら早めに病院へ

鉄分不足を解消することで、なんとなく感じていた身体の不調が改善します。
まずは毎日の食事から鉄分を効率よく摂ることを心がけましょう。
また、身体から出ている不調のサインは見逃さないよう、日頃から体調をチェックしておくことも大切です。

食事を改善しても、貧血の症状や生理前後の不調、氷食症が改善されない場合は、早めに医療機関を受診しましょう。