自律神経を整えることが心身共に健康であるといえる理由とは?

投稿日:2019年8月6日

自律神経を整えることが心身共に健康であるといえる理由とは?

投稿日:2019年8月6日

私たちの心と体が健康であるために必要なこととは一体何でしょうか?
永遠のテーマといえるかもしれませんが、必要な事の一つに自律神経があります。

自律神がどのように私たちの心と体に深く関係しているのかを、詳しく紹介していきます。

自律神経とはどんな神経?

私たちの身体には脳からの指令を体の各部位に届けるための神経があります。
その神経には、脳や脊髄にある中枢神経と、全身にある末梢神経があります。
神経は細かく分かれていて、末梢神経も体性神経と自律神経の2つに分かれます。
自律神経は私たちの意思とは関係なく、体のさまざまな内臓器官に深く関係している重要な神経です。

自律神経は私たちがこうしたいと思ってもその指令は伝わることはなく、この自律神経が乱れることで体調不良をはじめ、精神的にもよくない状態になってしまうことがあります。

自律神経は交感神経と副交感神経のバランスで保たれてる

交感神経とは昼間に身体が活動しているときに活発に働く神経で、副交感神経は睡眠時や安静、リラックスしているときなど夜に働く神経を言います。
人間の身体は昼間交感神経が働き、夜になると副交感神経と交代をして、体を元の元気な状態に戻るという仕組みになっています。
その仕組みはおよそ12時間で交代をすると言われています。

心身ともに健康である人はこれらの神経のバランスが正常に保たれているといえますが、バランスがうまく保つことが出来ず崩れてしまうことでなにか不調が出てきてしまうことがあるのです。

一時的なものの場合は体力回復とともに元の状態に戻ることが多いのですが、自律神経の乱れの場合は、自然治癒力が損なわれ長引いてしまうのです。

自律神経が乱れて起こる病気とは

ここでは代表的な5つの疾患を紹介します。

1⃣自律神経失調症
よく耳にする症状ですが、その要因となるのはストレスや過労といわれています。
症状としては心身共に不調が表れ、吐き気や多汗・頭痛・めまい・倦怠感など症状は人それぞれではありますが、このような症状に悩まされてしまいます。

2⃣神経性胃炎
自律神経失調症と同じストレスや過労が要因となり、胃酸が過剰分泌してしまうことで起こる疾患です。
胃痛や胃もたれ、喉のつかえや胸やけなどの症状がおこります。

3⃣メニエール病

ストレスが原因で内耳のリンパ液に異常が起きることで生じてしまい、激しいぐるぐるとまわるめまいと、片方の耳だけの耳鳴り、そして難聴の3つが同時に症状として出てしまいます。
またそれと同時に強い吐き気や嘔吐も合わさることで、とても症状として苦しいものです。
メニエールをそのまま放置しておくと耳鳴りや難聴が進行しやすいため注意が必要です。

4⃣過敏性腸症候群
腸のぜん動運動(腸が波打つように動く運動)の異常によって腹痛が起こり、下痢や便秘が慢性的に続く症状です。
下痢や便秘が交互に続く場合もあり、また治ったと思ったらまた再発するといったように症状を繰り返すことが特徴です。

5⃣過呼吸症候群
過度なストレスにより、突然浅く速い呼吸が続く症状です。
そのことにより血液中の二酸化炭素が減少してしまうため、めまいやしびれなども生じてしまいます。
また浅く速い呼吸により息苦しさを感じるため、さらに呼吸をしようとしてスピードが速まってしまう悪循環になってしまうことがあります。

自律神経が乱れてしまったときの対処方法はある?

上記の5つの症状の多くに関係していることがあることに気づきましたか?
ストレスです。
ストレスという目に見えないものに押しつぶされないように日々戦っています。
ストレスが様々な要因になっていることは間違いありません。

そのためにストレスに負けない心と体を作ることが大切になってきます。

対処方法をこれだ!

1⃣心と体をリラックスさせる
心と体をリラックスさせる方法は人それぞれで、自分にとってリラックスできていると感じられることが大事です。
例えば好きな音楽を聴いてのんびり過ごす、DVDを見て過ごす、友達とおしゃべりするなどです。

特にこれがいいというわけではなく、自分に合ったリラックス方法でOKです。

またぬるめのお風呂にゆっくりつかることは非常に有効的といわれています。
忙しい時や暑い時期にはついついシャワーで済ましてしまう人は多いと思いますが、ぬるめのお湯にゆったり浸かることは副交感神経を優位に働かせることが出来るためおすすめです。
その結果ぐっすり質のいい睡眠がとれるのでぜひ取り入れてほしい方法です。

2⃣ストレスに負けない考え方をする
どうしてもネガティブな考えをもってばかりいると、心が弱くなってしまいストレスに負けてしまいます。
少し楽観的やポジティブな前向きな考え方に変えるだけで心は強くなれるでしょう。

職場や学校などで人とうまく付き合っていかなくてはなりません。
そこで大きなストレスがかかっているのは皆同じです。
どのようにうまく付き合っていくのか、そしてつらい時困ったときに話せる相手がいることもストレス解消のポイントになるでしょう。
自分に少しだけ自信を持つこともいいですね。

3⃣生活を見直してみる
忙しいから・・・だけではなく、規則正しい生活にしてみることで自律神経のバランスが保たれます。
朝・昼・晩とバランスの取れた食事を摂り、お風呂にはいり、しっかり睡眠をとる、これが最もいい方法ではないでしょうか?
また運動不足解消のためにも、日ごろから少し体をうごかし汗をかく生活は理想です。

忙しいから時間が取れない人には、ながら運動をおすすめします。
※ながら運動とは、何かをしながら運動を取り入れることです。
例)通勤で歩くときにいつもより歩幅を広くする

4⃣バランスよく食事をしっかり摂る

脳や神経をリラックスさせるアミノ酸GABAを含んでいるトマトや、ビタミンがたっぷりの緑黄色野菜を積極的に取り入れることがおすすめです。
また自律神経を整えるために乳製品もおすすめです。
乳製品はカルシウムも含まれれているので、イライラを抑えることができるでしょう。

もちろんこれだけではなく、バランスのいい食事が何よりです。
必要な栄養素がうまく摂れない場合はドリンクやサプリで補うこともおすすめです。

ひどい場合は病院を受診

自律神経が乱れて、ひどい場合は精神的に落ち込み、何もできない状態までに低下してしまいます。
そんなときは病院の受診がおすすめです。

自律神経失調症という病名はないため診断名としてはつきません。
あくまでも症状のことを指します。

この症状は体からのサインだととらえましょう。
つまり心と体が限界に達しているよというサインなのです。

女性の場合はホルモンバランスや、更年期の時期にはこのような症状になりやすいので気をつけましょう。